HOME > オーナーシェフ高濱のストイックでちょっといい話 > アーカイブ > 2014年6月アーカイブ

オーナーシェフ高濱のストイックでちょっといい話 2014年6月アーカイブ

悔しい

ある中学生の作文(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

空気

 情報社会である現在、毎日膨大な情報が流れてくるが、必ずといっていいほど目にする記事がある。
それがいじめ問題だ。「中学の男子生徒がいじめにより自殺しました」などと言う事件が起こるのが
最近当たり前と思う人が増えていると思う。

 いじめの加害者の気持ちを創造してみた。主な理由は二つほど有ると考えられる。
一つ目は、いじめと言う行為が楽しい。「相手の反応が面白い」などがよく細くとして付け足される。
このての加害者は恐らく、自分がその苦痛を知ることでしかやめないだろう。
二つ目は、周りの友達に合わせているからだと考えられる。
そう、ほとんどの人が自分が嫌われないように生活しているのだ。
もし、少しでも友達が嫌いな子に優しくすれば、そのことを責められ、
今度は自分がいじめの対象になるのではないかという不安と恐怖にかられる。
その連鎖が起こるから、周りの人に合わせるといじめが起こると可能性があると思う。
もっともたちが悪いの後者のほうだ。なぜなら、いじめが完全に終わることがほとんどないからだ。
対象者が変わってもいじめは続く。

 では、いじめの原因は何かを伝えよう。それは「空気」だ。
これが目に見えないものだから恐ろしい。
いじめをしなければ自分がやられてしまうかもという空気、いじめに参加しないといけない空気。
いじめの加害者、主犯でさえも空気によって動かされているのだ。

 この問題を解決する方法はただ一つ・・・・・・。
みんなが親友になることだ。そう、実はすごく簡単なはずなのだ。
人の笑顔は人を笑顔にし、その笑顔がまた別の人を笑顔にすると思う。
僕の好きな歌にこういう歌詞がある。
「空気なんてよまずに笑っとけ、笑顔笑顔、笑うかどには福来たる」。
暗い顔をしていてもいいことは起こらない
学校で習う数学の公式や英単語を忘れても、
笑顔の大切さだけは忘れないでください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「あの人嫌い。あなたもそうでしょ?」と言われたら「いいえ」と応える勇気はあるだろうか?
「人間というのは自分より下の人間がいないと不満をもつものだ。」
「偏見やおくそくだけでその人の性格を決めつけるのはよくない。笑顔で話さなければ相手の性格はわからない。」
とも書かれていたそうです

何が出来るかを・・・
今は
悔しい
話くらいなら聞ける
笑顔で話せたのに
私に何が出来るか?解らない
ただ傍観者にはなりたくないんだ







師へ

「師を持たない孤高のシェフ」

それが私の精一杯背伸びした肩書き
そんな私にも唯一、師と呼べる?方々がいる
料理ではなく
食の世界の楽しさを教えてくれた
最初は遊びで手伝っていた
初めて感じる仕事の感覚?
小さなお店の小さな厨房
すぐに熱くなり活気ずく
笑いが絶えない真面目じゃないんだ・・・
でもなんだ?何か違う?
真面目じゃダメなんだ!真剣なんだ!
このピリッと張り詰めた感じはそれ
その中の喜怒哀楽
ゆるい時も張り詰めた時も
その独特な空気感の虜に私はなったのかもしれない・・・
面白い
すぐにそんな感情になったのは言うまでもない
今の私があるのは
あの時の経験があるから
自分らしく
独学で
遠回りかもしれない
でも自力でやってみたいんです

 

また・・・

また
小さな子供が亡くなりました
ごはんを十分にもらえなかったそうです
なんで?
育児放棄?そんな綺麗な言葉でまとめるな!
家で一人で亡くなったそうです
大好きだったはずなんですお父さんが!
お父さんしかいないんです!
なんで!なんで!
寂しかったやろ?おなかすいたやろ?
最後までお父さん来てくれるって信じてたやろ?
それやのになんで?

また・・・
人は何故繰り返すのでしょうか?
もうこんなの聞きたくないよ・・・

天国で
いっぱいご飯食べて
優しさに包まれて
笑って
幸せに

大人として社会の一員として
何もしてあげれなかった・・・

ごめんね 

1

« 2014年5月 | メインページ | アーカイブ | 2014年7月 »

このページのトップへ